Karasu no Hakaba

Utane Uta (Defoko) (唄音ウタ / デフォ子)

Compositor: Raima

むかしのころのはなしだ
あるにんげんがいた
かれはからすたちに
うたをきかせていた

かれはひかげでしかいきれぬ
あるひひざしにあたり
きえてなくなり
からすはかなしみにくれて
はかをつくりました

かれのはかには
からすがあつまりざわめきだし
おもいさえもわすれさられ
からすははかでなくなく

からすたちはかれのうたがききたくなった
だがかれはきえてしまった
からすはかんがえあいであいであいであ
もとめてさまようさんか
いちわのからすがおもいつく


かれのはかには
からすがあつまりざわめきだし
なまえかたられることなく
からすははかでなくなく

かれのはかには
からすがあつまりざわめきだし
おもいさえもわすれさられ
からすははかでなくなく

かれのうたには
あまたのからすがひきつけられ
もほうするものがあらわれ
からすはどこへとぶとぶ

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