Compositor: Mnty
輪郭のぼやけた記憶の始まりは
ひとりぼっちでうずくまる細い道の上
誰かに呼ばれたような空耳に
引きずられるように向かう地平の彼方
与えられた継ぎ接ぎの唄声は
遠すぎると思われた命宿るまでは
けれどいつか辿り着くその日まで
可能性だけを信じていた
今どこにいてどこへ行くかなんて
考えているよりも
今いる場所を見回して
花咲く野原に香る風を感じて行こう
何があるか分からないけど歩いて行こう
誰もみんな最初はひとりぼっち
行き先も分からないけど歩いて行こう
そのうち誰かに出会うはずだから
どこで始まりどこで終わるかなんて
考えているよりも
今いる場所を見回して
煌めく水面に映る緑を眺めて行こう
ひとりまたひとり一緒に歌う
仲間が集まり
持ち寄った歌歌いながら
この先を歩いているはずの
あの子達を追いかけよう
悩んでいるよりも
今いる場所を見回して
僅かでも光が見える方へ歩いて行こう
何があるか分からないけど歩いて行こう
きっといっぱい仲間はいるんだから
行き先も分からないけど歩いて行こう
きっといっぱい歌はあるんだから
何があるか分からないから歩いて行こう
もっといっぱい仲間はいるはずだから
行き先も分からないから歩いて行こう
覚えた歌をみんなで歌いながら